Staff Voice 社員インタビュー

本社工場 製造G
熊谷 拓

この仕事について10年目になります。 以前は全く違う仕事でした。アパレル関係です。 紳士服と婦人服の両方のあるカジュアルブランドで、販売をやってました。 180度違うと言っていいような仕事ですが、毎日変化はあるし、何よりみんなで協力して仕事を進めるこの仕事が好きです。

ー仕事で辛いことは何ですか?

製品の品質が納得できないときですね。 機械のメンテナンスとか、薬品の調合のほんの少しの違いとか、すこしさぼるとてきめんに仕上がりが変わってくるんです。それは自分しかわからないこともあるけど、そういう時、すごく落ち込むし、反省します。

趣味は特にないけど、しいて言えば家族と過ごすことかな。この仕事は時間がきっちり決まっているし、休みも取りやすいから、プライベートを大事にする人にもぴったりじゃないかな?

本社工場 製造G
矢作 薫

この会社の前は、自動車関連の製造業です。 結構大きな会社で、検査とかテストの仕事から入るんですけど、製品の検査もテストも、自動車の全体から見たらほんとうに一部でしかなく、小さくてもいいから、製造を一貫して把握したかった。 今は、納品されてから加工して出荷するまで、全部自分で把握して、コントロールできているのが楽しい。品質も自分の責任なんで。

ーめっきの品質とは?

常に一定の品質であること。今日はめっちゃキレイないい出来だ、っていうのはダメなんです。常に一定以上の品質で、安定していること。 でも、加工する部品は日々変化するし、季節や天候も変化する。その中で一定の製品を作り続けるのがプライドですね。

川越工場 業務G
佐藤 大輔

高校時代、ラグビー部だったんです。今の仕事はラグビーに似てますね。ラグビーは15人で、背が高い人、小さい人、体重の重い人、すばしっこい人、いろんな人がいて成り立ってる。この仕事もいろんな個性の人が集まって、協力して製品を出す。似てるなって。 試合でトライしてガッツポーズしたら、監督にこっぴどく怒られたんです。あれはお前のトライじゃない。痛い思いしてボールを取ってくれたフォワードのトライだって。 あの時怒られたことが、今の仕事に活きている気がします。うちの製品は、一人一人の成果だし、みんなの製品でもあります。 社長が監督で、工場長がキャプテンかな?意見が言いやすいし、いいチームだと思いますよ。

川越工場・工場長
出野 裕久

私が入社した頃は、職人の世界で、あまり教えてくれる人はいなかったですね。 それじゃ若い人が育たないし、働きやすい職場にしようと、社長と一緒に社員が技術を習得しやすい環境づくりをしてきました。 今は、OJT(現場での指導)やマニュアルによる標準化と教育の形ができています。それで会社の雰囲気も変わりましたね。みんなが教え合うのがうちのいい文化になりました。

現場と事務所との連絡や顧客対応・技術的打ち合わせまで、チームで業務に取り組むことで、コミュニケーション能力が育っていますね。 今はみんなが意見を言い合えるし、新入社員も積極的に学ぼうとする姿勢が見られて、嬉しいです。